遅ればせながらおめでとうございます。もう明けてから10日以上たった上に一十木DAYを逃したという何たる失態!今年もよろしくお願いします。
さて公式のカレンダーの画像がとうとうお目見えしましたが、たぶんもうお気づきのことと思いますが、上と下が完璧につながっていてえっこんなプライバシーな写真とかとっていいの?という気持ちになりました。
だってどうみてもトキヤさんが寝ている音也を肘ついてみていて、その視線に起きた音也が「おはよぉ」ってやってるようにしか見えません。トキヤさんがリラックスなおかつ目元が優しくてこの人はなんて柔らかな表情で音也を見るんだろう…としか思えません。この写真ってつまるところ左右に並べるのが正解なんですよね?
(´∀`)<新年からアピールありがとうこの幸せカップルめ!
あとは、ゆるふわあざとあざといセシルさんのぺそっと隣に寄り添ってきた具合と、那っちゃんのフードがいたくかわいいです。
夕暮れのこと、目をつぶって夢を見ている男はとても幸せそうだった。Tシャツにジーンズというラフな格好で一番日の当たる場所に無防備に転がっている。くるりと寝返りを打てばフローリングの跡が頬についていた。光を浴びて橙に染まる髪に近づけばおひさまの匂いがした。トキヤはなんだか満足をしてふふ、と笑えば答えるようにんーと曖昧な声が聞こえた。
まだ起きない。
すぐ隣でうつ伏せで肘をついて、トキヤは音也を眺める。この幸福そうな男が自分のものであるということがいまさら嬉しかった。
どんな夢を見ているんですか?
その夢に私はいますか?
ねぇ、おとや。
体重のかかった肘が疲れて二、三回左右を変えたころゆっくりと瞼があいて、トキヤの姿をみとめるとへらっと笑った。目をこするしぐさは幼い。
「…おはよぉ」
「おはようございます。といっても、もう夕方ですが」
「いつからいたんだよー」
「さて、いつからでしょう。気持ちよさそうに寝ていましたね」
「見てたんだ、ときやのエッチ」
「何を言ってるんですか。色気のいもなかったですよ」
それは、夜ねと音也が言う。おかしくなってトキヤはくすくす笑う、二人だけのかすかな音は少しだけ響いて柔らかく空間に溶けた。見上げてくる目と目を合わせながら、そうか許されているからだとトキヤは思った。音也に、この距離を許されている。この男が目を開けて一番に映すものであることを許容されている。
だからあんなにも、見ているだけで、暖かな気持ちになるのだと。
「…トキヤお日様の匂いがする」
トキヤの白いカーディガンを引っ張って中のTシャツにすんすんと鼻を寄せる。
「それは私も、同じことを思っていました。あなたも同じ匂いがします」
「嗅いだの?!」
「嗅ぎましたよ」
「なんかさ、日干しされたお布団みたいだよね俺たち」
*
あのカレンダーはこういうことだと思っています(ノ∀`)
サイトはこちら
トキ音倉庫:http://gohome.yu-yake.com/
さて公式のカレンダーの画像がとうとうお目見えしましたが、たぶんもうお気づきのことと思いますが、上と下が完璧につながっていてえっこんなプライバシーな写真とかとっていいの?という気持ちになりました。
だってどうみてもトキヤさんが寝ている音也を肘ついてみていて、その視線に起きた音也が「おはよぉ」ってやってるようにしか見えません。トキヤさんがリラックスなおかつ目元が優しくてこの人はなんて柔らかな表情で音也を見るんだろう…としか思えません。この写真ってつまるところ左右に並べるのが正解なんですよね?
(´∀`)<新年からアピールありがとうこの幸せカップルめ!
あとは、ゆるふわあざとあざといセシルさんのぺそっと隣に寄り添ってきた具合と、那っちゃんのフードがいたくかわいいです。
夕暮れのこと、目をつぶって夢を見ている男はとても幸せそうだった。Tシャツにジーンズというラフな格好で一番日の当たる場所に無防備に転がっている。くるりと寝返りを打てばフローリングの跡が頬についていた。光を浴びて橙に染まる髪に近づけばおひさまの匂いがした。トキヤはなんだか満足をしてふふ、と笑えば答えるようにんーと曖昧な声が聞こえた。
まだ起きない。
すぐ隣でうつ伏せで肘をついて、トキヤは音也を眺める。この幸福そうな男が自分のものであるということがいまさら嬉しかった。
どんな夢を見ているんですか?
その夢に私はいますか?
ねぇ、おとや。
体重のかかった肘が疲れて二、三回左右を変えたころゆっくりと瞼があいて、トキヤの姿をみとめるとへらっと笑った。目をこするしぐさは幼い。
「…おはよぉ」
「おはようございます。といっても、もう夕方ですが」
「いつからいたんだよー」
「さて、いつからでしょう。気持ちよさそうに寝ていましたね」
「見てたんだ、ときやのエッチ」
「何を言ってるんですか。色気のいもなかったですよ」
それは、夜ねと音也が言う。おかしくなってトキヤはくすくす笑う、二人だけのかすかな音は少しだけ響いて柔らかく空間に溶けた。見上げてくる目と目を合わせながら、そうか許されているからだとトキヤは思った。音也に、この距離を許されている。この男が目を開けて一番に映すものであることを許容されている。
だからあんなにも、見ているだけで、暖かな気持ちになるのだと。
「…トキヤお日様の匂いがする」
トキヤの白いカーディガンを引っ張って中のTシャツにすんすんと鼻を寄せる。
「それは私も、同じことを思っていました。あなたも同じ匂いがします」
「嗅いだの?!」
「嗅ぎましたよ」
「なんかさ、日干しされたお布団みたいだよね俺たち」
*
あのカレンダーはこういうことだと思っています(ノ∀`)
サイトはこちら
トキ音倉庫:http://gohome.yu-yake.com/
PR
Comment form
カレンダー
最新記事
カテゴリー
ブログ内検索
アーカイブ
最新コメント
[10/04 みうれも]
最古記事